リレー随想

“金沢らしさ”をブランド化
西日本電信電話株式会社 北陸事業本部長
森  英俊

 学生時代から愛着のある金沢に赴任して9ヶ月。暮らしてみると旅行や出張で訪れていた頃の金沢よりも深みのある魅力を感じている。着任して間もない頃、金沢を知る良いきっかけとなったのが“金沢検定”だった。受験勉強のため週末には名所・旧跡を巡った。現地に行くと新たな発見があり、好奇心が他の分野にも広がった。また歴史的背景を知ると時空を超えて仮想的な歴史都市になった。こんな金沢の魅力をうまく情報発信できないものか?
先日、実業家の藤巻幸夫氏、情報システム工業会の細野昭雄顧問、国連大学高等研究所のあん・まくどなるど所長と金沢のブランド化について対談する貴重な機会をいただいた。その中でブランド化にはブランドの種、見せ方、そして人材が重要であり、「金沢はブランドの種が豊富にある」との認識で一致した。その上でストーリー性のある見せ方や都会を真似て個性を失ってしまわないよう“金沢らしさ”を大切にすること。また、「あせらず粘り強く、じっくりと魅力を発信すべき」とのご意見をいただいた。これらのアドバイスを生かし、金沢のブランド化のお手伝いができれば光栄である。
一方、東日本大震災により、被害を受けられた方々に心からお見舞いを申し上げたい。壊滅的な被害状況が具体的に分かるにつれ胸の痛みが深くなる。今回の大震災は地震と津波による自然災害や原発の不安に加え、全国的な製造・物流への影響、さらには日本経済の低迷までも危惧されている。しかしながら、日本は今まで何度も甚大な被害に見舞われながらも、皆で苦難を乗り越えて立ち上がってきた。皆の力が団結した時の人間の力はとても強いと感じている。私個人は微力だが、電気通信会社の使命を通じて被災地の復旧・復興を支援していきたい。そして被災地の方々が電話等を通じて、勇気や元気を伝え合うことができ、笑い声を取り戻せるために貢献したい。そして、今回の教訓を風化させず、地域住民の安心・安全や企業の事業継続性を確保するための“災害に強いICT”のあり方も責任を持って検討していきたい。
「朝が来ない夜はない、陽はまた昇る。」という言葉がある。がんばれ東北!がんばろう日本!

【次回は、野村證券株式会社 金沢支店 畑 靖史さんです】

 

金沢RC 第4回ゴルフコンペ

 金沢RC第4回ゴルフコンペが片山津ゴルフ場「加賀コース」午前8時31分スタートにて開催されました。
3月末というのに生憎の天気で雪が積もっていましたが、スタート時間頃には若干溶けはじめ漸くプレー出来ることになりました。晴天微風で次第に暖かくなり、快適にゴルフを楽しみました。会員23名参加のもと熱戦が繰り広げられました。
結果は下記の通りです。

順位 競技者名 アウト イ ン グロス ハンデー ネット
優勝 中村 太郎 46 44  90 18.0 72.0
準優勝 安井 克郎 41 47  88 15.6 72.4
3位 八木圭一朗 51 45  96 22.8 73.2
5位 菱沼 捷二 54 50 104 28.8 75.2
7位 松浦 秀明 48 48  96 20.4 75.6
10位 魚住 隆彰 54 52 106 30.0 76.0
15位 中川 幸雄 54 55 109 31.2 77.8
20位 中野 一輝 54 50 104 24.0 80.0
BB 大屋  修 56 52 108 27.6 80.4
BM 中村 暢敬 57 49 106 19.2 86.8

■N.P賞        4H 中村(太)  7H 中村(太)  12H 大屋  17H 八木

■D.C賞         2H 高畠  16H 畑

■大波賞       中村(暢)

■水平賞         畑

■小波賞       吉田  本谷

■B.G賞         辻(亮)

■シニアB.G賞   安井

※全て敬称略