リレー随想

石川県生命保険協会の活動について
第一生命保険株式会社 金沢支社長
池本 昌永

私は、第一生命の支社長として金沢で仕事をしていますが、本年度は石川県生命保険協会の会長としての役割を頂いております。当協会は、民間生保会社47社が加盟しており、県内の従業員数は約4,000人(営業職員約2,800人)です。協会の役割は、生命保険業の健全な発展と信頼維持のために活動することです。
様々な活動の中で、今回は「社会貢献活動」について述べます。県内で取組んでいる事を紹介します。

・介護福祉養成奨学金制度(S62~)
・読みきかせによる「家族のきずな」推進活動(H20~)
・子育て家庭支援活動に対する助成活動(H17~)
・外国人私費留学生奨学制度(H2~)
・あしながPウォークへの参加
・(石川県)生保福祉募金、福祉巡回車、車イス等寄贈(36年連続)
・(石川県)募金による障害者支援(36年連続)
・愛の献血活動(18年連続)

以上が、石川県生命保険協会での取り組みの一部です。私共の社会貢献活動の特性は「息の長さ」だと言えます。例えば、生保福祉募金は連続36年間にわたり、石川県内の社会福祉施設に自動車を寄贈しつづけています。(H22年は津幡町に寄贈いたしました)献血活動も18年間連続で行い、毎年200名以上の協力を続けています。これらを支えているのは石川県内で生命保険業に従事する職員の方たちです。文字通り「生命」(いのち)、家族、社会のために……という使命感を持って取り組んでくれています。特に石川県の県民性のすばらしさ(優しさ、家族愛、地域愛)を感じ、感謝でいっぱいです。
全国各地に、タイガーマスクが現れさわやかな話題を提供してくれました。私が会長を務める「石川県生命保険協会」も日頃は厳しい競争の中にありますが、協会活動においては、いのちを守り、家族を支えるという基本理念に基づき、社会貢献活動をこれからも、協力しつづけてゆきたいと思います。

【次回は、日本銀行 金沢支店長 味岡 桂三さんです】

 

GSE団員募集中

 次年度、地区ではGSE(Group Study Exchange:研究グループ交換)が実施されます。将来を嘱望される若手従業員の研修などとして、奮ってご推薦ご応募下さい。

派遣時期:2011年9月5日から1ヶ月程度の予定
派遣先:国際ロータリー第7010地区(カナダ北東部、トロントの北方をエリアとする地区)
応募締切:4月15日(金) 金沢RC事務局必着
募集人員:4名(応募者多数の場合は面接試験を実施します)

尚、応募資格(ロータリー関係の子弟でないこと)などもございますので、詳細はクラブ事務局までお問い合わせ下さい。

 

歳時記
きくシリーズ No.3
金沢蓄音器館のご紹介

 金沢蓄音器館は、蓄音器540台SP盤3万枚余りの収蔵を誇る音の博物館。陳列されている蓄音器はどれも現役です。
当館の呼び物は、2階において毎日3回蓄音器で実際にSP盤をかける聴き比べ実演です。その際、エジソンが発明した蝋管式蓄音器からマニア垂涎の大型名器まで、SP盤の音楽を10台余りの蓄音器により聴き比べていただいております。
蓄音器は基本的には電気を使っておりません。また、SP盤は編集という作業を行っておりません。まさに、「レコード=記録」というとおりに、その瞬間の時間を切り取っているわけですが、その音の再生技術とその音色の良さには正直驚かされます。
3階は時代別に蓄音器の形の変遷を紹介、いろいろな形や色の蓄音器を展示しています。
さらに、1階のコンサートサロンでは、月に数回テーマ別のSP盤鑑賞会やクラシックのサロン・コンサートなど、音楽に関するイベントを開催しております。
懐かしい音をお求めの方も、初めて聴く蓄音器の音を体験されたい方も、また、奥行きのあるアンプラグドの音色にひたりたい方も是非お越し下さい。

開館時間:午前10時~午後5時30分(入館は、5時まで)
蓄音器実演:11時・14時・16時
休館日:年末年始、展示替え中
入館料:一般 300円
65歳以上 200円
高校生以下 無料
問合せ:尾張町2-11-21 076-232-3066