リレー随想

ひろえば街が好きになる
日本たばこ産業株式会社 金沢支店長
松浦 秀明

市民参加型の清掃活動「ひろえば街が好きになる運動」をご存知でしょうか。  これまでに全国で1,174回実施し、協働した2,347団体と約119万人の参加者の方々のご協力を得て、約600トンのゴミを回収できました。
金沢でも、金沢百万石まつりなど代表的な催事をはじめとして、記念すべき全国通算500回(左写真)を金沢学院大学、1000回(中央写真)を広坂で実施してきました。
開始から5年間で27回、協働した25 団体と約2.4万人の参加者の方々が約12トンのゴミを回収し、金沢のきれいな街づくりにご協力いただき、これからも「ひろう」という体験を通じて、「すてない」気持ちを育めるよう、より多くの方々にご参加・ご協力いただきたいと思います。
また、自治体と協働して、多くの方が集まる場所に「たばこを吸われる方と吸われない方」の双方に配慮した喫煙スペースを設けて、「ポイ捨てはやめよう」「喫煙は決められた場所で」などの喫煙マナー向上の周知も行っているところです。
これまでに全国185の自治体と協働で835箇所に設置し、金沢でも県内外から数多くの観光客が訪れるひがし茶屋街、武家屋敷、近江町市場などに「グッドマナーかなざわ」の一環として、たばこマナー向上サイン(右写真)が入った喫煙スペースを設け、金沢の美しいまちづくりを応援しています。

 

 

ナイトクルージングと幻想的な光り絵・イヤーエンドフレンドシップパーティー

2月15日、ホテル日航金沢で例年とは違った趣きのクリスマスパーティーが開催されました。会員、ご夫人、交換学生、金沢RACの総勢90名の皆様が出席されました。
今回のパーティーは、フレンドシップ(友情)と船上パーティーの船(シップ)をイメージし、豪華客船でナイトクルージングする雰囲気を楽しんでいただこうという企画です。米井親睦委員の司会の下、草野会長の挨拶と乾杯でパーティーがスタートしました。室内はかなり照明を落とし、大人の夜を楽しむ雰囲気の中、親睦委員で試食を重ねた豪華フルコースが運ばれ、皆さんそのおいしさに舌鼓を打っていました。
そして本日のメインイベント、オイルパステル画家の和代 人平(わしろ じんぺい)氏の登場です。和代氏は各方面から注目されており、今回金沢では初の公演です。光を使った「ライブペインティングパフォーマンス光り絵」が始まりました。厳かな音楽の中、暗転の室内で様々なライトを使って描かれる幻想的な光の風景に、出席者から感動のため息が漏れました。
ペガサス、天使、星…。様々な絵と光が作り出す世界は、まさに船上から眺める満天の星空のごとく、そのすばらしさに心を奪われました。
最後に上山先生の奥様がキャンバスに登場し、その美しさに見とれるサプライズな演出もありました。
楽しい時間もあっという間に過ぎ、最後は大きな輪で「手に手をつないで」を皆で歌い、素晴しいナイトクルージングは素敵な余韻を残し終わりました。

(記 池本 昌永)