リレー随想

金沢随想
郵便局株式会社 北陸支社長
髙野 重実

早いもので、昨年4月に金沢に赴任して、1年半以上経ちました。
赴任当初は浅野川沿(梅の橋)に居を構えたこともあり、赴任早々、卯辰山を背にした「ひがし茶屋街」と浅野川の「せせらぎ」又、石畳に連なる満開の桜並木の景観を味わうことができました。
その後、生来の無精も手伝い、泣く泣く並木町を離れ、下堤町に引越を致しましたが、金沢の凄いところは、どこにでも文化が展開しているところです。新居においても「動」の近江町と「静」の尾崎神社のコントラストは他に例を見ない、まさに金沢でしか見られない風情のように感じられました。
この様な風情を含め、地の利を生かし、食物は新鮮なものを近江町で安く仕入れ、又、通勤経路となる尾崎神社(写真左下)の早朝参拝を日課とすることで、自称、尾崎神社の「氏子」を気取っております(毎日、お賽銭10円の氏子が歓迎されているかどうかは別ですが…)。
また、勤務先は尾張町1丁目1番地の古いビル(写真左上)ですが、近くに大手門通りがあり、最近この通りの電線の地下埋設により、その街並を一変(写真右下)させております。予算事情もあることとは思いますが、できるだけこの手法を拡大していくことで、歴史都市、又、文化都市としての金沢の評価が更に高まっていくのではないかと思います。
なお、最近は片町方面へのお誘いもありますが、帰りは極力タクシー乗車を避け、「せせらぎ通り」のほとりをユックリ・ノンビリ歩いて帰宅するのが何とも言えず心地よく、金沢が堪能できる贅沢な時間となっております。特に21時過ぎからがBestの様にも思いますので、同方向の方は「少しだけの遠回り?」と「有為な時間の無駄遣い?」を楽しんでみられてはいかがでしょうか…。
以上、私なりの個人的な目線で、より身近な金沢の風情等について投稿させていただきましたが、著名な文化遺産はもちろんのこと、これからもさりげない路地や街並等の中に新たな金沢を発見し、私なりの金沢を感じ取っていけたらと考えております。
最後になりますが、つたない投稿に目を通していただき感謝致しますとともに、郵便局会社につきましても、更なるご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

 【次回は、日本たばこ産業株式会社 松浦 秀明さんです】

 

マグロの会

11月17日(水)、18時30分「料亭 山乃尾」にて乾杯の発声と共に、その名も「大間のマグロの食べ尽くしグルメの会」が行われました。
草野輝久会長のご挨拶により始まり、マグロ尽くしとあって、刺身はもちろんのこと吸い物、焼き物、揚げ物、和え物等珍しいお料理が次々とお目見えしました。
そしてメインは何と「しゃぶしゃぶ」です。色鮮やかな赤身をさっと熱湯にくぐらせ、見た目はお肉のステーキの様。お味は、頬が落ちそうな程!
…中締めは、安井元会長の音頭で三・三・七拍子を1回。その後も秋の夜長を楽しむように、ひがし茶屋街界隈へ散会しました。

(記 倉本 和明)

 

御礼ならびにご報告

2010-11年度 R財団奨学生 赤尾 浩慶

日一日と冬の装いとなる今日この頃ですが、皆様方にはお変わりなくお過ごしの事と拝察いたします。2010-2011 Rotary Ambassadorial Scholar(2010-11年度 R財団奨学生)として貴クラブよりご推薦いただき、現在ボストンのタフツ大学に留学しております、赤尾でございます。おかげさまでボストンの生活にも慣れ、仕事も順調であります。
本日(11月16日)、こちらのHost Counselor のThomas S. Kingston (Tom)さんがPresident(会長)を務めるChelsea Rotary ClubにてPresentation(金沢の紹介)を行いました。金沢の魅力が伝わったようで、皆さん大変喜んでいただけました。近況の写真を添付させていただきます。
家族も含め皆元気に過ごさせて頂けるのも、金沢ロータリークラブの皆様のお陰かと存じます。本当にありがとうございます。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
ますます寒さがきびしくなることと存じますが、皆様お体ご自愛いただきますよう、心よりお祈り申し上げます。取り急ぎ、お礼ならびにご報告させていただきます。