2010-11年度国際ロータリー第2610地区 地区大会

国際ロータリー第2610地区2010~2011年度の地区大会が、10月30日(土)・31日(日)両日、新湊RCホストの下、高周波文化ホールにて開催されました。31日(日)午前11時ニューグランドホテル前をバスにて出発し、車中にて昼食をとり、予定より早い時間に到着いたしました。
オープニングアトラクションでは子供たちのバレエで幕が開き、崎山ガバナーの点鐘に引き続いて多田 宏RI会長代理の挨拶、現況報告と続きました。記念講演では、アサヒビール㈱中條 高徳名誉顧問の「歴史を忘れた民族は滅びる」と題して日本民族の歴史(戦争)を振り返り、これからの日本の歩む道しるべも示されました。ご高齢でありながら翌日手術をおして講演され、中條様出身の更埴市と新湊市の姉妹都市提携の縁もあり、ロータリアンには、ぜひとも聞いて欲しいということで、短い時間でしたがご講演なされました。最後は万来の拍手とスタンディングオベーションまでありました。会場では、中條様出版の本が完売し、講演の素晴らしさがうかがわれました。
その後、午後6時より新湊アイシン軽金属スポーツセンターにて大会の夕べが開催され、さすが新湊、海の幸が豊富に出され、皆それぞれ懇親の和を深めました。そして今回地区内の新会員一人ひとりの自己紹介があり、金沢RC の田井君がインタビューされ、会場を盛り上げ、楽しい大会の夕べを過ごしました。最後に崎山ガバナーが、昨年金沢で開催されました地区大会を見習い、倹約の中にも華やかな地区大会を開催する事ができたことの御礼を申し上げられました。その後、雨の中バスにて帰沢の途につきました。大変お疲れ様でした。

(記 池田 典明)

 

 

職場見学 北陸電力 有峰ダム

10月26日8時半に金沢RC職場見学一行を乗せたバスは北陸電力 有峰ダムに向けて出発しました。前日の天気予報では、雨に加えて厳しい冷え込みを伝えており、場合によっては雪も覚悟の出立ちでした。一部には「暖かい格好で」を「暖かいので」と解釈された人もいるようですが…。
さて、そういった状況なので現地の散策路で予定していた山歩きは、当然の如く当日のメニューからカットされました。10時過ぎには最初の訪問地である常願寺電力部に到着し、本日の案内をして頂ける、北陸電力の現地のスタッフと合流、先ずは北電の常願寺川水系の説明を聞くとともに小見発電所の発電設備の見学を実施しました。その後、北電のスタッフの先導で山道を有峰ダムに向けて出発しました。本来の道が通行止めで遠回りのこともあって、12時半過ぎにダムに到着。北電の施設である有峰ハウスで昼食後、ダム中央部にあるエレベータからダム中央部まで降下して、詳しく説明を受けることとなりました。ダムから見る景色は紅葉のスケール、色合いとも素晴しく、冷たい雨という天候を差し引いてもご当地の自然の価値を満喫できるものでした。
帰途はシーズン初冠雪となりましたが何とか、本日のメインイベント(?)の会場となる立山国際ホテルに着きました。当ホテルの「美人の湯」で肌がすべすべになったところで、宴会へ突入。富山の美酒に心ゆくまで浸りました。勿論、話題は自然エネルギーの活用を現場で支えている、電力会社のスタッフに対しての賞賛と本企画でご尽力頂きました、職業奉仕委員会と北陸電力、JTB様への謝意が中心です。参加の皆様お疲れ様でした。

(記 冨木 隆夫)

 

 

鞍月用水ホタル復元ゆめ計画(ホタル幼虫放流)レポート

去る10月27日、「ホタル復元ゆめ計画」の一環としてゲンジボタル、ヘイケボタルの幼虫と餌となるカワニナの放流が行われました。今年からは放流場所を金沢21世紀美術館横の辰巳用水から中央小学校沿いの鞍月用水に移しての開催です。
事前に用水の護岸に石を並べて水の流れを緩やかにする工事も施され、準備万端。
参加したのは中央小学校の4年生の児童、ローターアクト、金沢市環境局の方々と草野会長、北川地域社会委員長、森職業・新世代委員長をはじめ、職業・社会奉仕委員会のメンバーです。
金沢ホタルの会の新村氏のご指導のもと100匹の幼虫が無事放たれました。
当日は最高気温が10度前後と未だ寒さに慣れていないカラダには厳しい日でしたが、長靴をはいた児童たちは元気いっぱいでイベントを楽しんでいました。
用水に入る前に体育館でスライドを見ながらホタルの生態について皆で学びました。説明によると幼虫、サナギの期間が約10ヶ月、成虫でいられる期間はわずか1週間とのこと。儚くもあるホタルの一生を想いつつ、来年初夏には美しい光を放ちたくさんのホタルが群舞してくれることを願い、このイベントを終了いたしました。

(記 竹内 拓也)