「ホタル復元ゆめ計画」二つのホタル観察会
職業・社会奉仕委員長
小鍛治 誠

6月26日(土)に金沢市立中央小学校横でホタル復元ゆめ計画 第一回鞍月用水ホタル観察会、6月29日(火)は21世紀美術館横で第三回辰巳用水ホタル観察会を行いました。少年連盟の子供たち・父兄は鞍月用水では99 名、辰巳用水には43 名参加し、ローターアクトのメンバーにも参加してもらいました。梅雨の最中ということで雨の心配もしましたが、無事に開催することが出来ました。観察会の冒頭「金沢ホタルの会」の新村幹事様からホタルの生態についての説明が20 分間行われ、日も暮れて薄暗い中をスタッフの案内で子供たちには用水の中に入って観察をしてもらいました。図鑑で見るホタルの生態とは違い、実物を目の前で見て興味深く勉強をしていたようです。また子供たちのなかには、以前に「ホタル復元ゆめ計画」の一環として、幼虫とカワニナを放流した子供たちもいて、自分たちが放流した幼虫がサナギになり、そして成虫になり、神秘的な光を放つのを見て、改めて自然の大切さを感じていました。この事業を通じ、子供たちが自分たちの住んでいる地域の自然や環境に関心を深め、命の脆さや、その美しさへの感性が豊かになり、環境に配慮できる大人へと成長する一助になったのではないかと思っています。
また、辰巳用水ホタル観察会終了後、今年この「ホタル復元ゆめ計画」に関わったメンバー、次年度に関わるメンバー、そして用水の清掃活動を続けてくれているローターアクトのメンバーで懇親会を行い、次年度も引き続き活動を行っていく決意を新たにした次第です。

 

S.A.A. 就任のご挨拶
S.A.A.
西木戸 登

 クラブ歴4 年半というまだまだ経験の浅いところではございますが、本年度、S.A.A. の重責を担うに当たり、身の引締まる思いです。
昨年度、長野S.A.A. の下で何も分からず副S.A.A を努めていた間、「S.A.A. を経験すれば、ロータリーのことが具に分かるようになる。いい勉強の機会だ。」と、折に触れ何人もの先輩から激励のお言葉をいただきました。先輩から声を掛けていただけることは、とても嬉しいもので、励みにもなりましたし、心から感謝申し上げます。
本年度も、会員の皆様に楽しく例会に出席していただけるよう、気品ある金沢RC らしい例会運営を踏襲し、予測外のアクシデントにも会員の皆様になるべく違和感を与えないよう、臨機応変に対応して参ります。
この一年、会場監督の役割を通じ、八木 圭一朗 副S.A.A. と共に、少しでも会員の皆様のお役に立てるよう務め上げたいと存じます。
その結果、先輩の激励の通り、ロータリーの勉強ができたのであれば幸いでございます。
会員の皆様には、どうかご指導・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

会計就任のご挨拶
会計
北川 雅一朗

本年度、当クラブの会計という大役を拝命いたしました。まだまだ入会以来の経験が乏しい若輩の身ではありますが、全力を尽くして職務を全うしたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
今年度は会員数の減少や厳しい経済情勢の影響を受け、厳しいクラブ財政となりますが、クラブ活動の根幹である奉仕(委員会活動)と親睦には従来に大きく見劣りしない注力ができるよう会計としても、いろいろと工夫をこらしていく所存です。
また、厳しい情勢こそ当2610地区のリーダーたるクラブとして相応しい奉仕活動を将来にわたって地区内に示すことが出来るよう、会計面からも可能な支援や取り組みをおこないたいと考えています。
皆様のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

CLP(Club Leadership Plan:クラブ・リーダーシップ・プラン)について
CLP 特別委員長
松本 耕作

CLPは2004年11月のRI理事会で正式承認された、新しいクラブの管理運営構成です。今まではRI の推奨クラブ細則によって基本的な枠組みが定められているため、全ての活動を網羅しようとすれば、特にメンバーの少ないクラブを中心に組織的にも無理が生じるケースが多く、クラブレベルでのロータリーの強化が難しい状況にありました。
CLPには、長期計画や年間目標を設定することによって、クラブ内のメンバー間に意思疎通を図り、指導者の継続性を確保することによって、CLP に適合した推奨クラブ細則を採択し、委員会構成を簡素化するなどクラブとして自由度が増す組織に変えるというメリットがあります。具体的には得意とする奉仕活動などに重点的に会員のエネルギーをつぎ込むことが可能になり、クラブの活性化に繋がるものと考えます。
本年のCLP特別委員会は、2008 - 09年の安井年度から3年間にわたって試行してきた最終年度として、12月(総会において次年度役員選出)までに新しいクラブ細則を採択し、次年度から新しい細則に基づく組織でのクラブ運営ができるようにすることを目指します。

 

草野年度 第2回クラブ協議会

7月7日、料亭「つば甚」にて18 時より松崎充意幹事の司会進行により開催されました。草野輝久会長の挨拶の後、北川雅一朗会計が今年度の会計事情を説明し、蚊谷八郎直前会長の乾杯にて、草野年度の船出を祝しました。和やかな意見交換の後、北川晶夫監事より「皆さんの力で、草野年度を盛り上げましょう」と括られました。

(記 倉本 和明)