金沢RAC 会長 筆 優子

 

■5月2日 (土) 通常例会(LINEビデオ通話)
LINEビデオ通話を使用し、会員8名で例会を行いました。
「ステイホームにおすすめの○○」をテーマに発表を行いました。
外出自粛中に読んだ本の紹介や、自宅の庭でキャンプを楽しむ会員の話、庭のDIYを頑張る様子など、各々の家での過ごし方を聞くことができました。
また、こうした状況でなじみの飲食店が心配だという会員の話をきっかけに、緊急事態宣言下でがんばる飲食店を応援する活動をクラブとして始めようということになりました。
飲食店で実際にテイクアウトをしてSNS(インスタグラム)に投稿するというもので、紹介文には店の住所や電話番号、テイクアウト可能なメニュー、支払方法、短縮営業の時間、駐車場の有無など、実際にテイクアウトする人が必要とする情報を記載するようにしています。
【テイクアウト紹介インスタグラムアカウント】
金沢ローターアクトクラブ @kanazawarac

 

■5月5日 (火) 通常例会(LINEビデオ通話)
LINEビデオ通話を使用し、会員9名で例会を行いました。
前回の例会直後からはじめたインスタグラムでのテイクアウト紹介について、投稿の基本的なやり方や閲覧数を増やすためのコツ、クラブとしての運用ルールの確認を行いました。
インスタグラムは、投稿自体は簡単にできますが、写真や文章を魅力的に表現したり、たくさんの人に見てもらうためには、相応の要点をおさえること、そして、そのための手間を惜しまないことが重要です。テイクアウトの料理をより美味しそうに見えるよう写真を編集することはもちろん、アカウントとしての統一感をだすために写真の雰囲気をそろえること、店舗の情報を端的に見やすく表示することなどを心がけています。
クラブの複数人でひとつのSNSアカウントを運営する際には、こうした運用ルールの取り決めも欠かすことが出来ないと分かりました。
また、「多くの人にお店の情報を伝える」という目的を達成するために、掲載情報の充実に加えて、SNS特有の機能であるハッシュタグを最大限活用することも学びました。

 

■5月16日 (土) 通常例会(LINEビデオ通話)
LINEビデオ通話を使用し、会員6名で例会を行いました。
影響を受けた人や物、尊敬する人をテーマに発表を行いました。
また、当クラブのインスタグラムアカウントをよりたくさんの人に利用してもらうために、広告やチラシで周知してはどうかとの意見が会員から出たため、これに関して皆で話し合いを行いました。
特定の店舗の情報をSNSに投稿する(不特定多数の人の目に触れるように公開する)ことは、店舗の宣伝となりメリットになる一方で、誤った情報や不本意な内容の投稿が店舗に損害を与える可能性もあります。今回の私たちの活動もこうした問題を想定し、投稿内容には細心の注意を払って行ってきました。
これまでは個人として気軽に楽しんできたSNSですが、クラブのアカウントとして責任ある投稿をしようとしたとき、様々な配慮のための手間や知識が必要だと痛感しました。

 

■5月24日 (日) 第1回 地区WEB交流会(LINEビデオ通話)
LINEビデオ通話を使用し、当地区のアクター11名で交流会を行いました。
(金沢RAC 4名、金沢東RAC 1名、珠洲RAC 2名、砺波RAC 3名、小松RAC 1名)
第1回は、新型コロナ状況下での勤務先の対応や自身の勤務状況について発表を行いました。
初めての開催のためか皆緊張した様子でしたが、終盤には冗談を言ったりして笑顔が見られる場面もありました。
新型コロナウイルスへの対策として長らく休会していたクラブもあったので、この交流会を続けていくことで、地区内やクラブ内のつながりがより深まることを期待しています。

 

■5月27日 (火) 第2回 地区WEB交流会(ZOOM)
ZOOMを使用し、当地区のアクター14名で交流会を行いました。
(金沢RAC 3名、金沢東RAC 3名、珠洲RAC 3名、砺波RAC 5名)
第2回も初回同様に新型コロナ状況下での勤務先の対応、自身の勤務状況などの発表を行いました。
交流会は自由参加のため、初参加の方や、1回目、2回目ともに参加いただけた方もいました。久しぶりに顔を合せたアクター同士の近況報告や雑談がとても盛り上がりました。また、新入会員の仕事について詳しく聞いたりと、普段知ることが出来ない業界の話に皆興味深々の様子でした。

 

■5月30日 (土) 通常例会(LINEビデオ通話)
LINEビデオ通話を使用し、会員4名で例会を行いました。
自分が勤務する会社について、業務内容や取扱い商品・サービス、職種や業界について発表を行いました。参加者が少ない分、より詳しい内容まで聞くことができ、興味深い例会となりました。
ローターアクトクラブは、仲間と一緒にボランティアをすることも主要な活動ですが、アクター自身の能力を伸ばし、成長していくために学ぶことも重要な活動の一つです。仲間との異業種交流を通して視野を広げられることは、アクトの魅力であり、若い社会人の方にとってはアクトに入会する一番の理由になり得るのではないでしょうか。

 

■5月16日 (土) WEB企画「森本の知らない世界」(静岡・山梨)(岐阜・三重)
■5月23日 (土) WEB企画「森本の知らない世界」(茨城)(新潟)
■5月30日 (土) WEB企画「森本の知らない世界」(愛知)
ZOOMにて、第2580地区(東京北部・沖縄)のWEB企画を視聴しました。
主催者である森本代表と、視聴している全国のアクターにむけて、各回の発表者が自地区の魅力や特徴について紹介する企画で、各回とも熱意のこもった発表を聞くことが出来ました。

・静岡、山梨(第2620地区)
富士山の所有権をめぐる静岡と山梨の熾烈な争いの歴史をユーモアたっぷりに紹介し、テーマの面白さが光る発表でした。
作り込んだプレゼン資料(図表、写真含む)は大変わかりやすく、撮影小道具もそろえて挑んだ様子からは、しっかりと準備して臨んだことがよく分かりました。
また、視聴するアクターが参加できるコーナーを設けてメリハリをつけるなどの工夫もみられ、プレゼンやイベントを企画する際の参考にもなりました。

・岐阜、三重(第2630地区)
地区の紹介のほか、発表者の特技(カメラ、写真撮影)を活かし「アクトの行事で良い集合写真を撮るコツ」を紹介していました。発表者である矢島代表の人柄が伝わるようなコーナーであり、会員独自の個性や魅力を発信することが、地区の魅力向上とアピールにつながるのだと感じました。
会員それぞれの良さを最大限に活かしたり、会員同士の個性が出会うことで新たな一面を発見できる、そんな地区に私たちもしていきたいと思いました。

・愛知(第2760地区)
2020年3月21日~22日に開催されるはずだった全国ローターアクト研修会の準備やその裏側について、原田代表と山田実行委員長が、赤裸々に語り尽くすという内容でした。
日本全国のローターアクターおよびロータリーの方々、来賓などをお迎えした大規模な会議・研修の準備がいかに大変かを、ほんのわずかですが知ることが出来ました。苦労話や新型コロナで中止になった際の落胆などは、規模は違いますがクラブ運営をする上でも共感できることが多くありました。

様々な発表を見ることで、各地区のことをより深く知ることが出来ただけでなく、テーマの選び方や資料の分かりやすさ、プレゼンの工夫や技術など、学ぶことが大変多かったです。
また、全国のアクターが参加しているため、中止となった全国ローターアクト研修会に代わるイベントとしても良い企画だったように思いました。

 

■5月31日 (日) エレクト会議(WEB会議)
ZOOMのWEB会議サービスを使用し、当地区のエレクト会議が開催されました。
新年度の地区ターゲット「自分事(じぶんごと)」について、須貝代表エレクトからご説明いただきました。
何年後かに到来する当地区での全国ローターアクト研修会にむけて、今から準備しようというもので、全研までの道のりを3つのステップに分けて計画しています。
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ステップ①
全研を経験した地区のアクターを当地区へお招きし、その経験やノウハウを学ぶ研修を行う。

ステップ②
他地区での全研を参考にしつつ、当地区において全研の「資源」となるものを、フィールドワークやワークショップをとおして模索していく。
「資源」=文化?食?産業?技術?自然?伝統?人?

ステップ③
全研の開催やアクトの活動に賛同して頂ける企業や団体を探していく。また、毎年変化していく社会の情勢やアクトのあり方なども考慮し、企画や計画の軌道修正を繰り返していく。

全国ローターアクト研修会開催にかかる実際の企画、準備
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会員たちの意識を少しずつ全研に向けていくという意味でも、こうした長期的な計画は良いアイデアだと感心しました。
会員の在籍期間が2~4年と、入れ替わりが早い金沢ローターアクトクラブですが、地区一丸となりこの長期計画を進めて頂きたいと思います。

 

令和2年5月の活動報告は以上となります。